新しいシンセサイザーの新機軸「JD-800 Model Expansion」
- 2021/03/20
- 17:56

Roland ZENOLOGYでは、ついに過去の名機であるJD-800が
Model Expansionとして、「オリジナルにない機能」も追加されながら
蘇りました!
特に日本で知られた使い方に関しては説明しません。
海外で、もちいられたシンセサイザーらしい方法で使われた
JD-800について説明していきます。

UnderWolrdやWilliam Orbitなど、海外のエレクトロニック・アーティストの多くが、
一度はJD-800を使って楽曲を創っていた事は、よく知られる事です。
よく知られたその楽曲の多くにJDらしきサウンドが、多数聴かれる時があります。
(しかし、それが完全にJDであるのか?は謎です。)
このJD-800はJD-990から、JVそしてXVへと進化していき、
FA-06やJUNO-DSの中にも入っています。
新しいFANTOM Ver2019のZENCORE音源かつZENOLOGYも
このJD-800の進化の最先端にあるのです。

そして、Model ExpansionとしてZENOLOGYに追加されたJD-800には、
新たな機能が、過去のハードシンセに対して加わっており
また、新たな気持ちで、挑んでいけるシンセになっていると思います!
☆Roland JD800 MODEL EXPで音色を作ろう!流行の音色をサウンドデザインしよう!


まずは、音色リストから「Init Tone」を選ぼう!

リストの一番最後に、まっさらな状態の音色が入っているのでそれを選択

JD-800では、オシレーターとしてWG(ウェーブジェネレーター)から、SAWやSQUARE、PULSEなどの波形を選択します。
(単に選ぶだけで、倍音を増したりするのはオーディオシンセの祖先らしく苦手です。)

この無数にある波形リストの中の12番までが、「普通に使って楽しい波形」です。一般的な。
それ以外がなんなのか?というと・・・
今回のマスターオブシンセサイズProで説明しようと思います。
それで、だいたい分かりました。わりと普通のサブトラクティブ・シンセに、この部分だけは似ている。という事が

そして、さらに、よくある二つのオシレーターをデチューンさせた音色を作ってみましょう。
一つ目は、FAT Squareを選びます。矩形波です。
そして、FINEつまりファインチューンで微妙な音程をズラしてあげます。

それを、もう一レイヤーつくります。
レイヤーを増す事によって、2オシレーターと同じ状態を、シンセの中に作ってあげます。

そして、SAW波形つまりノコギリ波形を足して、同じようにデチューンします。
すると!!厚みのあるデチューン・シンセリードがあるていど完成します!!

さらにエフェクターで、コーラスで広げ、ディレイでエコーを加え、リバーヴで空間の残響を加えます。

そしてさらに、エンハンサー(当時のエキサイターです)で、よりサウンドを派手に明るくします。
JDらしく、ギターのようにエフェクターを用いてサウンドの倍音を増します
厚みのあるデチューン・シンセリードが完全に完成しました!!



さらにユニゾンを加えると、今っぽい音色になりますよ!!
当時、高価なシンセだけあり、なかなかパワフルなポテンシャルをひそめている感じです。使い方次第でしょう
さて、その他の波形が一体なんなのか?という事です。
「今回作ってみる音色」


☆オシレーター波形が何なのか?

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