新しいシンセサイザーの新機軸「KORG opsix」
- 2021/04/20
- 19:16

今回は、FMシンセサイザーについて解説していきますが、
従来のオペレーター、モジュレーターという古典的な方法ではなく、

ランダマイズ
オペレーターミキサー
という新しい切り口を中心に、新たなNEO FMシンセサイザーである
KORG opsixを解説していきます!

opsixは、
6オペレーターの “オルタード” FMシンセサイザーと銘打たれた
まさに限りなくモダンなNEO FMシンセサイザーです。
単なるFMシンセシスだけでなく、フィルター、シェイパーなどを取り込んだ、
今まさに最新の流行を発信しています!
FMシンセサイザーと言えば、そのサウンドが古く飽きられたイメージですが、
また、新しい発想から再度の流行の兆しを見せています。
(それは、なぜか?筆者のプロフィールをよく読んでみてください。)
それでは、メーカー以上の分かりやすと知り尽くされた深さで、
opsixを解説していきます。
☆流行のランダマイズって何だ?
KORG opsixでは、そのFMシンセシス以上に、大きく目を引くのが、

最近、流行の「ランダマイズ」機能です。
使い方は、ズバリそのまま!
このサイコロのボタンを押すだけです。
すると、なんと!聞いた音のない新しいサウンドを自動でランダムに作成してくれます。
話に聞いた感じでは、使い物にならないサウンドが多く作られそうですが、
それでも、よっぽど突拍子もない音には、ならないようになってるそうです。
これは便利ですね!という事で、どんどんランダマイズ機能を使ってみると良さそうです!
押すたびに新たな発見があり。
楽曲制作やライブ活動に行き詰った時や、煮詰まったときに
ランダマイズボタンを押すと
常にフレッシュな気持ちで、新たなサウンドとともにさらなる創作意欲が湧いてきそうです!
☆オペレーターミキサー

FMシンセシスに直感的なパワーを与えるオペレーターミキサーこそが、
このopsixの発展的なFMシンセシスの象徴と言えるでしょう心臓部です。
操作としては、
まず、各OPのRatioをツマミで回すだけで、直感的に操作できます。
そして各フェーダーで音量やモジュレーションを調整できます!
たとえば、プリセットサウンドを、ツマミ適当に回し、フェーダーをいい感じに調整してみれば、
まさに直感的に!新しい独自のサウンドがそこに完成するのです!
そして、それを保存するだけ。
すると、独自の音色ができあがるのです(笑)
これは、多くのミュージシャンにとって待望の機能かもしれません。
より詳しく説明すれば、opsixにおいて

色付きで、FMシンセシスのキャリア(CARRIER)とモジュレーター(MODULATOR)を、
オペレーターミキサーは表示してくれます。

その色と合わせて、液晶ディスプレイのアルゴリズムを見ると
直感的にFMシンセシスが「分かる」と思えます。
「ポイント」は、
紫のモジュレーターのツマミ・フェーダーを操作すると音が明るくなったり、
過激になったりする事を理解することです。
簡単ですね!
理屈をいうともっと細かく複雑な説明が必要なのですが、
まず、直感的に、ツマミやフェーダーを動かし、サウンドの変化を確かめる事から
入ると、楽しくFMシンセサイザーが使っていけるでしょう!
そして、例えばライブなどに持ち出し演奏し。制作にもそのフィーリングを取り込めるでしょう!

FMシンセシスは、アルゴリズムの選択が大きくそのサウンドの変化を決めます。
各、アルゴリズムの説明はしませんが、
opsixの中のプリセットサウンドを探し、様々なアルゴリズムとそのツマミ・フェーダーでの
サウンド変化を確認し続けると、やがて意味が分かってくると思います。
「ヒント」紫色が連続して並んでいるアルゴリズムを使おう
紫色が使われているアルゴリズムほどギラついた過激な音になります。
求めるサウンドが赤色が横に並ぶアルゴリズムでは得られない時に、
もちいると求めるサウンドが得られるでしょう!!
☆古典のクラシックFMシンセシスの簡単な話。
KORG opsixは、はっきりいって直感だけで十分使っていけるFMシンセサイザーです。
しかし、一応、古典のクラシックFMシンセシスの簡単な話もしておきたいと思います。


FMシンセシスは、2OPが基本で、OPそれ自体は、
伝統的なサブトラクティブシンセのオシレーター(OSC)のような、働きをします。

一つのOPには、OSCがありAMP EGがある
そういうイメージです。

そして、それだけでは、伝統的なサブトラクティブシンセにおける、
フィルターのようなサウンドを削る事もできず、
Syncなどをもちいて倍音を増やすこともできません。
そこで、FMシンセシスの肝である
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